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常温で140日の賞味期限を持つメロディアン★ミニ
1975年(昭和50年)に発売されて以来、その形状・原材料・作り方も大きく進化してきました。
安全性と品質を追求したメロディアン★ミニについて解説します。
コーヒーや紅茶のお供として、ご家庭やカフェで定着しているコーヒーフレッシュ。
何からできているのか?牛乳とは何が違うのか?など、
コーヒーフレッシュの原材料や使い方をご説明します。
Ingredients & Safety
コーヒーフレッシュの主な原材料は、ひまわり油や菜種油といった“植物油脂”と乳たんぱくです。
水とその他の原材料を調合タンクに入れて、撹拌して乳化させ、白いミルクのような状態になります。
-トランス脂肪酸とは!?
脂質の構成成分である脂肪酸の一種です。
天然に食品中に含まれているものと、油脂を加工・精製する工程でできるものがあります。
マーガリン・ファットスプレッド・ショートニングや、それらを原材料に使ったパン・ケーキ・ドーナツといった洋菓子、揚げ物にトランス脂肪酸が含まれているものがあります。
植物油脂は加工方法によっては“トランス脂肪酸”が含まれるため、カラダに悪いイメージを持っている人も多いかもしれません。
しかし、メロディアン★ミニは、業界初のトランス脂肪酸ゼロを実現!
リン酸塩も使っておらず、健康にも配慮した商品です。
日本食品分析センター調べ
・分析番号:第21056173001-0301号
・分析日:2021年6月4日
トランス脂肪酸ゼロと言える指針をクリアするためには、トランス脂肪酸が100gあたり0.3g未満かつ飽和脂肪酸の基準もクリアする必要があります。
メロディアン★ミニでは、どちらの基準もクリアすることで実現しました。
トランス脂肪酸強調表示
項目 | 基準 | 当社 |
---|---|---|
トランス脂肪酸 | 0.3g未満/100g | 〇 |
飽和脂肪酸 | 熱量が全体の10%未満 | 〇 |
-リン酸塩って何?
リン酸塩とは、食品添加物の一種で防腐や色味を鮮やかにする効果もあるため、多くの加工食品に使われます。
リンの過剰摂取による健康への影響を気にする方もいらっしゃったり、一部コンビニエンスストアでは、リン酸塩不使用にする取組みを行っています。
メロディアン★ミニは、リン酸塩を使用していません。
分析を行ったところ、リン酸塩は検出はされませんでした
食品添加物は、厚生労働省が食品に使用しても問題ないと認可している食品添加物を使用しています。
植物性油脂
トランス脂肪酸ゼロを実現するために、厳選したひまわり油となたね油を使用しています。
砂糖
コーヒーの酸味の抑制と、ボディ感を出すために使用しています。
脱脂粉乳
北海道の牛乳から、脂肪分と水分を取り除いたもので、乳味を出すために使用しています
カゼインNa
乳に含まれるたんぱく質の1種であるカゼインたんぱくから作られています。
乳化状態の安定性向上ととろみをつける目的で使用しています
香料
実際の牛乳から牛乳由来の香りを濃縮して、乳味をもたらすために使用しています。
メロディアン独自のブレンドで自然な乳味を表現しています。
乳化剤
本来は混ざりにくい、水と油脂を混ざり合わせるために使用しています。
pH調整剤
コーヒーは酸を含んでおり、フレッシュを入れると酸により、乳たんぱくの変性が起こりダマになることがあります。
pH調整剤を入れることで、メロディアン★ミニとコーヒーがうまく混ざりあい、ダマが起きづらくするために使用しています。
酸化防止剤(ビタミンC)
本来は混ざりにくい、水と油脂を混ざり合わせるために使用しています。
ビタミンCは植物由来です。
How do you make Melodian Mini?
製造から出荷までは、できるだけ人の手を介さないオートメーションで、衛生的に製造し品質を維持しています。
①できるだけ人の手に触れず自動計量・自動調合
原材料(水・植物性油脂・脱脂粉乳など)を入れて混ぜ合わせます。オートメーション化が実現できているため、より衛生的で安全な環境で製造されています。
②撹拌(かくはん)・乳化
調合した原材料を混ぜ合わせ、乳化させます。乳化とは水と油分が混ざり合った状態のことで、この工程が不十分だと安定性に欠けた品質になってしまうため重要な工程です。
③SPE製法で、粒子を小さく
特別な製法“SPE製法”で油分の粒子を小さくします。 粒子を小さくすることで、分離しづらくなり安定した品質が長期間ご提供できます。
④特別な無菌室で容器に充填
無菌室は陽圧のため、微生物・異物が侵入できない環境で製造を行っています。
容器の成形から充填までを一貫して無菌室で行うことで、より衛生度が高い環境で製造を行っています
製造能力は1時間10万個と、短時間で多くの製造ができるのも特徴です。
⑤74項目にも渡る検査
各工程での検査、並びに、無菌化を保証するための検査/理化学検査/味覚・官能検査をクリアして、初めて出荷できます。
通常は5-6日かかる検査を、方法を見直して、2日に短縮することに成功!製造からお届けまでを一日でも短くすることを目標に、改善を繰り返してきました。
⑥在庫管理
出来上がった製品を効率よく出荷するため、立体倉庫内は無人コンピュータ管理で入庫・出庫を行っています。
お客様のご注文に応じて、製品を確実に送り出します。
特許!
弾力がある底面だから、陰圧状態を生み出せる!
密閉時に底とフタを押し、容器内の容積を小さくする
容器が元の形に戻ると陰圧化される
開封時に空気の流れの特性により飛び跳ね防止
SPECIAL!
遮光性が高いので、酸化劣化防止が可能!
光による酸化劣化を防ぐため、遮光性容器を採用しています。
Shelf life and Preservation method
メロディアン★ミニの賞味期限は発売当時は60日でしたが、SPE製法により大幅な品質安定性の向上が認められ、100日となりました。
その後も更なる処方研究によって品質安定性向上を実現し、現在の140日に至ります。
植物油脂は加工方法によっては“トランス脂肪酸”が含まれるものもあるため、カラダに悪いイメージを持っている方も多いかもしれません。
しかしメロディアン★ミニは、業界初のトランス脂肪酸ゼロを実現し、添加物であるリン酸塩も使わない健康にも配慮した製品でありながら、賞味期限にも配慮した処方を実現してきました。
袋開封後も常温で保存していただけます。
水分を蒸発させないように外袋にいれたまま、袋の口をしっかりと閉じて、引き出しなどに入れて保存することをおすすめしています。
保存状態が良くないと、水分蒸発による凝固が起こってしまいます。
高温な場所
電気ポットや炊飯器など熱源の近くやガスコンロの横
直射日光や明るいところ
直射日光は温度上昇を促し、水分蒸発がしやすくなります
蒸発しやすい環境
外袋から出しての長期保存
メロディアン
コーヒーフレッシュの歴史
History of Melodian Coffee fresh
時代とともに劇的に変化
1975年(昭和50年)
「紙パック」
昭和48年に導入した紙パックの充填機で牛乳を発売。同技術でコーヒーフレッシュも紙パックで発売。
当初は500ml・1Lのサイズで業務用として喫茶店へ納品していました。家庭用には、量が多く使い切れないのが難点でした。
1976年(昭和51年)
「テトラパック」に充填
テトラパック社から新たに導入した無菌充填機を用いて、テトラパック入りのコーヒーフレッシュを発売しました。 コーヒー1~2杯分に適した量である10ml入りの使い切りタイプが画期的で話題となりました。
1977年(昭和52年)
「ポーション」フレッシュ初登場
海外視察先で出会った小さなポーション容器。すぐにメーカーに訪問し充填機を即購入し、7ml入りのポーションフレッシュを発売し、大ヒットしました。
喫茶店で使うようなコーヒーフレッシュを家庭でも気軽に利用できると話題になりました。
1992年(平成4年)
飛び散らない容器「スプリングボトム」で特許取得
ポーションフレッシュの開封時に、中身が飛び散るという悩みを解決したのが、このスプリングボトム!
独自の技術で中身が飛び散りにくい容器の特許を取得しました。
コーヒーフレッシュって
なんで使うの?
Why use coffee fresh?
コーヒーの味をまろやかにしてくれるミルク類は、コーヒーの名脇役です。
牛乳より少量でコーヒーにマイルドさやコクを増して、美味しさを引き立てるフレッシュ。
コーヒーの進化に合わせて、コーヒーフレッシュも進化してきました。
コーヒー以外にも
使えますか?
カレーやハンバーグ、卵かけご飯にかけることで味と見た目にアクセントをつけてくれます。