ポーションの製造時には、充填量の調整や包材の交換、製造ラインの切り替えなどで「中身入りポーション」や「内容物」のロス(廃棄物)が発生してしまいます。以前は、まるごと産業廃棄物として処分をしていましたが、現在は、可能な限り廃棄物を減らすべく、リサイクルに取り組んでおります。
※本ページに使われている写真はイメージです
今日は食品ロスのリサイクルに関するお話
コーヒーフレッシュ、シロップの製造工程内で発生した廃棄物を産業廃棄物として廃棄するのではなく、リサイクルできるように取り組んでおります。
製造工程で生じる機械調整や検査等で抜き取った調合液やポーション等の食品ロスを有効活用しています。 製品にならないパック済みのポーションは新たに導入した破袋分別機で容器と中身に分別しています。 分別した中身や検査等で抜き取った中身は、廃棄せずに家畜の飼料として豚やうずら等の畜産農家で活用されています。 また、分別した後の容器もリサイクラーを通じてプラスチックを化学分解し、プラスチックの基礎材料やドライアイスなどに生まれ変わります。 これらにより、廃棄物を年間約180t分リサイクルし、有効活用しております。(2023年度実績) |
1.ポーション包材のリサイクル
調製品は種類ごとに分別される
破袋分別機
破砕プラスチック
プラスチックケミカルリサイクル(ガス化)
ドライアイスなどに生まれ変わる
2.内容物のリサイクル
液体内容物(コーヒーフレッシュ・シロップ等)
シロップ廃液
(関東工場)
フレッシュ・シロップ廃液
(三重工場)
ウズラの飼料になる
ウズラの卵
豚の飼料になる
豚肉やハム・ソーセージ
3.排水処理汚泥のリサイクル
また工場内の廃液を排水処理施設できれいな水にする際に有機物を含む“汚泥”が生じますが、これについても農業用の堆肥に加工され工場周辺の地域農業に活用されています。
有機物を含む汚泥
堆肥
有機物を堆肥化